メリヤス編みのかんたんくつした:くわしい作り方

かんたんくつしたの作り方をくわしく見てみましょう。
ここでは24~25cmのサイズのサンプルを編んでいます。異なるサイズの靴下にするときは、フット部分の段数を希望のサイズに合わせて変更します。
 

見本で使用した糸と編み針

並太くらいの糸で編んだ靴下の見本(縞模様の靴下)
使用糸: Opal XLarge 8-fech(8242) ウール75% ナイロン25% 320m/150g
使用量: 85g
使用針: 棒針5号(4本針または5本針)、かぎ針5号(作り目、伏せ目用)
ゲージ: メリヤス編み10cm平方で21目・29段
 
極太くらいの糸で編んだ靴下の見本(無地の靴下)
使用糸: パピー ブリティッシュエロイカ (201) ウール100% 83m/50g
使用量: 90g
使用針: 棒針7号(4本針または5本針)、かぎ針7号(作り目、伏せ目用)
ゲージ: メリヤス編み10cm平方で18目・25段
 
この他に、作り目用の糸を用意します。
 

作業全体の流れ

  1. つま先部分を2目ゴム編みで平編み(往復に編む)する。
  2. フット部分を表メリヤスで輪編みする。
  3. 輪編みの半周分に平編みの2目ゴム編みでかかと部分を編み足す。残りの半周分は編まずに残しておく。
  4. かかとが編めたら、残しておいた半周分と合わせてレッグ部分を輪編みする。

 

編んでみましょう

以下の説明では、並太くらいの糸で編む靴下と極太くらいの糸で編む靴下の目数と段数を併記しています。
「<22目、18目>」と書かれている場合、並太くらいの糸を使用するときは22目、極太くらいの糸を使用するときは18目編んでください。
 
作業1:つま先部分を2目ゴム編みで平編みする

  1. 靴下を編む糸とは別の糸を使い、かぎ針で25目くらい鎖編みします。

  2. 靴下を編む糸で、手順1で編んだ鎖編みの裏山から<22目、18目>拾って作り目します。
    これが1段めになります。


  3. 2目ゴム編みを往復編みで9cm(<25段:2段目~26段め、21段:2段目~22段め>)編みます。
  4. 偶数段は裏を見て編みます。裏から見て裏目2目から編み始めて、裏目2目で終わるようにします。
    奇数段は表を見て編みます。表から見て表目2目から編み始めて、表目2目で終わるようにします。


  5. <26段め、22段め>まで編んだら、手順1で編んだ鎖編みから、<22目、18目>を別の針にとります。
    鎖編みの糸が通っている所をひろうようにします。

 
 


作業2:フット部分を表メリヤスで輪編みする

  1. <27段め、23段め>の最初の2目を一緒に編んで(表目の2目一度)1目減目し、表目のメリヤス編みを<18目、14目>編んでから、最後の2目で右上2目一度をしてもう1目減目します。

  2. 次に表目2目の山が中央に来るように編地を半分にたたみ、鎖編みから拾い目した部分を続けて編みます。
    このとき、手順1と同様に最初に左上2目一度を行い、<18目、14目>表目のメリヤス編みをしてから、最後に右上2目一度を行います。
    また同時に、輪編みできるように3本または4本の針に目を分けます。これが輪編みの1段めで、1周の目数は<40目、32目>となります。


  3. 表目のメリヤス編みで輪編みを続けます。
    サイズ24cm~25cmのくつしたの場合は、13cm(<37段:2~38段め、33段:2~34段め>)編みます。
    異なるサイズの場合は くつしたのサイズ-11cm を目安にしてください。

 
 


作業3:かかと部分を平編みの2目ゴム編みで編み足す

  1. かかと部分の1段めは、編地の裏側を見ながら今までと逆方向に向かって編みます。まずはじめに1目巻き増目します。
  2. 増目した目を含めて<21目、17目>を2目ゴム編みします。
    裏側から見て、裏目2目から編み始めて、裏目で終わるようにしてください。


  3. もう一度巻き増目して、その目を裏目で編みます。これがかかと部分の1段めになります。
    残りの<20目、16目>はそのまま針に残しておきます。


  4. 続けて往復編みで11cm(<31段:2~32段め、27段:2~28段め>)2目ゴム編みを編みます。
    偶数段は表目2目から編み始めて、表目2目で終わるようにします。
    奇数段は裏側から見て裏目2目から編み始めて、裏目2目で終わります。

 
 


作業4:レッグ部分を輪編みする

  1. 針に残しておいた<20目、16目>を表メリヤス編みで編みます。
    続けてかかとの続きを輪編みします。このときフット部分の手順1と同じように、表目の左上2目一度をして1目減目し、表目のメリヤス編みを<18目、14目>編んでから、右上2目一度してもう1目減目します。

    これがレッグ部分の1段めになります。1周の目数は<40目、32目>です。


  2. 表目のメリヤス編みで10cm(<27段:2~28段め、24段:2~25段め>)輪編みを続けます。


  3. 2目ゴム編みで3cm(<10段:29~38段め、8段:26~33段め>)輪編みします。
    表目1目から編み始め、1周して表目1目で終わるようにします。


  4. <39段め、34段め>で編み終わりを伏せ止めにしますが、このとき目と目の間に鎖を1目ずつ編み入れるようにします。

 
 


仕上げ

  1. 作り目の鎖編みをほどき、つまさきとかかとの両端の計4ケ所をすくいとじします。


  2. 糸始末をしたら、靴下の片方ができあがりです。